オーストラリアの11月住宅ローン貸出予想(19/1/16)

住宅ローン貸出の10月分は予想を大きく上回る+2.2%でした。

オーストラリアの11月住宅ローン貸出予想(19/1/16)

オーストラリアの11月住宅ローン貸出

オーストラリアの11月住宅ローン貸出

(今回発表予想)1月16日13時現在

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2018年10月までの実績値に11月予想値(黒い線右側)を加味、および3ヶ月移動平均(前月比ベース)、緑の線はゼロ

住宅ローン貸出の10月分は予想を大きく上回る+2.2%でした。上図を見ても久しぶりに水面上となり、2018年は7月以来2回目のプラスでした。結果、移動平均線は持ち直して上昇気味になっていますが、今回の予想値平均の▼1.5%がでると、移動平均線は依然として水面下に沈んだままとなります。予想レンジ下限が▼2.0%にも関わらず平均値が▼1.5%ですので、多くのエコノミストはマイナス予想であることが解ります。豪州GDPは住宅以外が堅調に推移しているので、豪州経済が評価され始めるには一連の住宅関連の改善の兆しが欲しいところです。

相場は0.72米ドル絡みで横這いを続け、短期では豪ドルが強い中でも上値トライの勢いが小さくなっています。上値抵抗線は0.7250〜60米ドルに控えており、豪ドル一段高にはここを越えて終わることが必要です。一方で下値は0.7180〜90米ドルサポートも守られています。明日の数値は予想を大きく外れると、どちらにも動き易い流れになりそうです。(1月16日13:40、1豪ドル=0.7198米ドル)    

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