シカゴポジション(CME)161
シカゴポジションは先週も更新されていませんでした。米政府機関一部閉鎖の影響で、データ公表が延期されているものと思われます。今週も、先週までの値動きを検証して、チャートから相場動向を探ります。
尚、まだシカゴポジションの表題を維持し、下記のポジションはそのまま12月18日付を転載しています。
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
前回のシカゴポジション160回で、
「…先週は0.6740〜0.7080米ドルのトレンドラインを形成していましたが、底値はほぼレンジ下限で止まり、4日には、再度トレンドラインを上抜いています。このため目先0.7010〜20米ドル以下は豪ドルが底固くなっています。当面は豪ドル安トレンドラインの上限0.7070米ドルを割り込まないと上値トライの目を残してします。」
としましたが、先週の豪ドルも底固い動きを継続し、目先は0.7250〜60米ドルにある抵抗線を先に試せる流れにいます。ここは12月中旬の戻り高値の水準であり、もしここを越えて終わると0.7300〜10、0.7340〜50、12月初旬の0.7395米ドルのダブルトップまで各抵抗線をトライできる流れに入れます。
下値は日足で、短期的な豪ドル上昇ラインのサポートが0.7190米ドルにあり、ここを下回って終わると、逆に下押し先行となる可能性があります。この場合には0.7140〜50、0.7110、0.7070米ドルの順にサポートあります。それでも現在の短期豪ドル高トレンドを維持するには、最後のサポート0.7070米ドルを切って終わらないことが重要となります。
(1豪ドル=0.7212米ドル、1月15日15時45分現在)
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
南アランド円週報:『約1カ月ぶり安値を更新するなど上値の重い展開が継続中』(11/23朝)
南アランドの対円相場は、11/7に記録した約4ヵ月ぶり高値8.86円をトップに反落に転じると、今週前半にかけて、一時8.44円まで下落しました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
トルコリラ円週報:『トルコ中銀は政策金利の据え置きを決定。一巡後の反発に期待』(11/23朝)
トルコリラの対円相場は、9/16に記録した史上最安値4.10円をボトムに切り返すと、11/15にかけて、約3カ月半ぶり高値4.56円(8/1以来の高値圏)まで上昇しました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
来週の為替相場見通し『トランプトレードと円キャリーの組み合わせがドル円を下支え』(11/23朝)
ドル円は、今週前半にかけて、一時153.28まで急落する場面が見られましたが、週末にかけては一転154円台後半へと持ち直す動きとなりました。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:橋本 光正
2019.01.16
オーストラリアの11月住宅ローン貸出予想(19/1/16)
住宅ローン貸出の10月分は予想を大きく上回る+2.2%でした。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。