チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較)(19/1/4)

(出所:オーストラリア中銀、2019年1月2日公表分、出所資料は統計局と中銀)

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較)(19/1/4)

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較)

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較)

(1) GDP:上段の青は前年比ベースGDP推移、下段のオレンジは4半期ベース伸び。過去の平均水準は赤い線。

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較) 2枚目の画像

(2) GDP貢献項目の対比:上段は2018年6月末期、下段は9月末期
(項目は左から、GDP、消費、住宅投資、鉱山関連投資、非鉱山関連投資、公共需要、輸出、輸入の順)赤い線は2%に置いています。住宅以外は明らかにに鈍化

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較) 3枚目の画像

(3)インフレ:相変わらず2%(赤い線)挟んで推移しており、まだ中銀目標値である2〜3%の下限に留まる。

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較) 4枚目の画像

(4) 可処分所得(上段の青)、消費(上段のオレンジ)と貯蓄率(下段)
…消費の伸び下回る可処分所得、貯蓄率は下降一途。

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較) 5枚目の画像

(5) 住宅価格(赤)と家計債務(青);住宅価格の下げがきつくなる。家計債務も相変わらず高水準。

チャートから見た豪州経済(3ヶ月比較) 6枚目の画像

(6)賃金指数は底打ちの兆し。年率ベース(赤の折れ線)では2016年を底に緩やかだが、上昇の兆し。尚、中銀も緩やかな賃金の上昇を予想しています。

豪ドル/米ドル相場は、中期豪ドル安トレンドライン0.6740〜0.71米ドルの下限まで試しています。昨日は瞬間の下落で、0.6980⇒0.6740米ドルまで240ピップスは非常に長い下ヒゲになっています。豪ドル安といえども0.67台半ばは一度買い場になっています。但し、2008年の大底0.6006米ドルから上げたサポートを切っているので、0.6740米ドルで止まるかは微妙な状況にいます。このレンジ間の0.6970、0.6900〜10、0.6820〜30米ドルにサポートがあり、最後は2016年1月の底値に相当します。上値は0.7060〜70、0.7100〜10米ドルに抵抗線があるので、後者越えて終わらないと短期豪ドル安トレンドの流れを断ちきることはできない状況です。

尚、シカゴポジションは締日がクリスマスで更新されていませんでした。来週以降になります。(2019年1月4日14:30、1豪ドル=0.7025米ドル)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る