シカゴポジション(CME)159
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショート10,400枚の大幅減少になりました。やはり12月決算に向けてポジションを減らしてきました。内訳はロングを3,400枚増、ショートは7,000枚減です。過去7週間で計44,100枚のポジション縮小となりました。まだロングポジションはまだ3.5万枚位保有しており、最初の落ち着き処である3万枚台となっています。
終値ベースのチャートでは、豪ドル高トレンドラインだった赤い線のサポートを切ってから豪ドルは下値模索を継続しています。まだ豪ドル安リスクが大きいので、シカゴはこのままショートポジションを維持しそうな気配です。
その豪ドル/米ドル相場は、短期的に重要な豪ドルサポートラインだった0.7140〜60米ドルを下抜き、切れると幾つかのサポートをこなしながら0.7020〜30米ドルまでの下値トライをする可能性ありとしました。しかし昨日丁度その0.7030米ドルまでトライして、現在0.7050米ドル付近で推移しています。この0.7020米ドルサポートは10月下旬の底値とダブルボトムですので、昨日は守りきっていますが、次回は3回目トライですので、下抜けに要注意となります。抜けた場合はいよいよ2016年1月の底値0.6820〜30米ドル方向に行き易くなります。このサポート付近には別途2001年の大底からのサポートラインが0.6810〜20米ドルまで上がってきているので、この辺りまで行けば一度買いになりそうです。また、この底値までの途中に0.6970〜80、0.6930、0.6900米ドルのサポートあります。上値は0.7110〜20米ドルを越えて終わらない限り下値トライ先行の動きになります。
(1豪ドル=0.7053米ドル、12月25日14時45分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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