N$シカゴポジション(2018年12月17日現在)

NZドルのポジションは、大きくポジション調整してきました。それでもスポットは若干下がっているので、うまく買い戻しているようです。

N$シカゴポジション(2018年12月17日現在)

シカゴポジション(CME)158

シカゴポジション(CME)158

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルのポジションは、大きくポジション調整してきました。それでもスポットは若干下がっているので、うまく買い戻しているようです。そのショートポジションは約6,000枚減らしました。内訳はロング1,400枚増、ショート4,600枚減です。下チャート(2)を見ると、青の棒グラフ(ポジション)は綺麗にラウンドボトムを形成しています。前回は若干ショートを増やしていたので、下落後にうまく買い戻したようです。豪州ドルと比べて、NZドル買いは550ピップスも上昇したので、現在はその調整売りが出ている状況で、赤いサポートラインと新たに加えた黒のサポートラインが交わる0.67米ドル付近まで下値余地がありそうです。

そのNZドル/米ドル相場は、前回まで維持していた短期NZドル高トレンドラインを金曜日に切って終わりました。当面はNZドルの下値を探る展開になっています。サポートとしては0.6750〜60、0.6710米ドルの順にあります。後者はそこそこ強いサポートですので、一度は守られそうです。またこの後者のサポートは、10月底値0.6420米ドルから上げたNZドルの半値戻しの水準になります。上値は0.6840、0.6880〜90米ドルに抵抗線あります。後者を越えてくれれば、ダブルトップの0.6970米ドルまで上値余地が広がります。(1NZドル=0.6793米ドル、12月17日14時45分現在)

シカゴポジション(CME)158 2枚目の画像

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。

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