ニュージーランドドル週報(2018年11月第5週)

NZ経済は雇用市場の堅調さが続いており、消費も好調ですが26日に発表された第3四半期の小売売上高は0.0%と市場予想の+1.0%に届きませんでした。しかし

ニュージーランドドル週報(2018年11月第5週)

NZ/円、短期は強気。78.20越えの越週で中期トレンドも強気へ。

NZ経済は雇用市場の堅調さが続いており、消費も好調ですが26日に発表された第3四半期の小売売上高は0.0%と市場予想の+1.0%に届きませんでした。しかし、為替市場の反応は鈍く、むしろ米金利の低下傾向を映してNZドルは対ドル、対円で下値を切り上げる流れを維持しています。

日足のチャートを見ると、3手連続陽線引けとなり、直近の陽線(11/28)が揉み合いから上抜けて新たな上昇トレンドを形成する流れに入った可能性が生じています。また、76.61に位置する21日移動平均線をしっかりと上抜けた位置をキープしており、短期トレンドはNZ強気の流れにあります。日足の上値抵抗は78.00-10、78.90-00に、下値抵抗は77.00-10、76.40-50にあります。21日、120日、200日移動平均線は76.61、74.87、75.76に位置しており、短期トレンドはNZ強気の流れにありますが、76円割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。

一方週足は、小陰線で一呼吸置く形で越週しましたが、下げ余力の強いものではなく、一呼吸置いた後で、今週は週初から上値トライの動きに転じており、下値を急角度で切り上げる流れを維持しています。78.10-20に強い上値抵抗がありますが、これを上抜けて越週した場合は中期トレンドも強気の流れに入ります。今週の週足の上値抵抗は78.10-20、79.00-10に、下値抵抗は76.60-70、75.60-70にあります。全て下抜けて越週した場合は再び下値リスクが高くなります。31週、62週移動平均線は75.24と76.89にあり、両者を上抜けて中期トレンドはNZやや強気の流れに入ったと見られますが、78.10-20の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。

NZ/円、短期は強気。78.20越えの越週で中期トレンドも強気へ。

NZ/円【週足】:(11/28現在31週移動平均線は75.24に、62週線は76.89にあり、これを上抜け始めているが、78円台で越週するまでは“ダマシ”となる可能性がある。)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る