NZ2018年第3四半期小売売上高
結果:±0.0%(← 予想+1.0%)
2Qは当初の+1.1%で変わらず。
NZ小売売上高は予想を下回る数値となりました。3QGDPのマイナス材料となります。下落の最大要因は食品・飲料が▼2.4%でこの統計集計以来、最大の下落となりました。
ガソリン含む燃料が+7.0%でしたので、燃料高騰に食品が不振となったようです。
チャートをみると2018年に入り冴えない数値が続き、2017年以降の移動平均線は下降(オレンジ色)を続けています。
小売売上高推移(青:四半期推移、オレンジ:3期移動平均、緑:ゼロ、赤:1%)
指標の発表前にNZドル/米ドルは0.6775〜80米ドル付近で推移していましたが、発表後に0.6755米ドルまで下がり、現在は発表前よりも高い水準まで買われています。
相場は短期的に0.6750〜0.6920米ドルのNZドル上昇トレンド内にいます。下限切ると、0.6720、0.6890米ドルの順にサポートとなります。上値は0.6830、0.6880米ドルに抵抗線があり、後者は目先のダブルトップにあたります。
シカゴポジションが米感謝祭休場の関係でデータが更新されていません。明日以降になると思いますので、その時点で詳しい相場情報をお伝えします。
また、明日早朝にNZ貿易収支の発表を控えているので、NZドルは材料次第で上下動き易くなっています。
(1NZドル=0.6793米ドル、11月26日14時10分現在)
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