シカゴポジション(CME)152
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年10月30日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
シカゴの豪ドルポジションは前週と全く変わらない数値となり、6週間続けて7万枚を維持しています。内訳はロングが2,200枚増、ショートも2,200枚増です。総枚数では約4,400枚増加しました。
下記のチャートを見ると、シカゴ締日の30日までは水色の豪ドル安トレンドライン内での推移を続けていました。11月1日にトランプ大統領が中国習主席との間で「貿易問題で非常に良好な対話を持った」と報道されると、中国との貿易関係が深い豪ドル買いとなり、上値抵抗線をザラバで越えました。
締日の明日(6日)までに0.7150米ドル未満で終わらないとトレンドラインを上抜くことになります。抜けても1週目で騙しとなる可能性もありますが、2週以上続くと上抜きの確認になります。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.6940〜0.7230米ドルはまだ有効になっています。先週の高値は0.7258米ドルまでありましたので、ザラバで抵抗線を約20ピップス弱上抜けていますが、終値(0.72米ドルの実態部分)ではトレンドライン内に回帰しています。この位の抜けでは騙しの可能性が高いので、終値ベースで上抜けたことを確認してからの、押し目を買い直した方が良いと思います。
今週は0.7230米ドルがその抵抗線に当たります。逆にここを維持されると0.7150〜60、0.7110、0.7070〜80米ドルの順にサポートあり、明日6日の終値で、上記の最初のサポートを下回るとシカゴ終値ベースでの豪ドル安トレンドラインもそのまま有効になります。年末控えて決算調整も入り易い時期ですので、豪ドルの買戻しには注意が必要になります。
(1豪ドル=0.7191米ドル、11月5日14時30分現在)
豪ドル/米ドル
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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