ニュージーランドドル週報(2018年10月第2週)

ニュージーランド経済も景況感は良好ですが、緩和的な金融政策を継続しており、米国との金利差拡大観測や、10/10の米国株式市場の急落によるリスク回避的な

ニュージーランドドル週報(2018年10月第2週)

NZ/円、弱気の流れ。72円割れで越週した場合は一段の下落へ。

ニュージーランド経済も景況感は良好ですが、緩和的な金融政策を継続しており、米国との金利差拡大観測や、10/10の米国株式市場の急落によるリスク回避的な動きから為替相場は対ドル、対円で下落しています。

チャートを見ると、直近の日足(10/10)は大陰線が出ており、この足が73.00近辺にあった強い抵抗を下抜けており、一段の下落リスクに注意が必要です。また、10/4の陰線が74.00-10にあった強い下値抵抗を実体ベースで下抜けて短期トレンドに変化が生じており、短期トレンドはNZ弱気の流れにあります。72.20-30に強い下値抵抗があり、何度かこれに跳ね返されていますが、72円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。日足の上値抵抗は73.20-30、74.10-20に、下値抵抗は72.20-30、71.20-30にあります。21日、120日、200日移動平均線は74.20、75.22、76.56に位置しており、全てを下抜けた位置で推移しており、短・中期トレンドはNZ弱気の流れに入り込んでいます。

一方直近の週足を見ると安値圏で引ける大陰線が出ており、この足が75.52に位置する31週移動平均線にぶつかった形となっています。また、1月に付けた81.57を起点とするレジスタンスラインにもぶつかっており、上値トライに失敗した反動で下値余地が拡がる可能性が高くなっています。現状は72.20-30に日足、週足ベースで見た強い下値抵抗がありますが、72円台を維持出来ずに越週した場合は70円方向への新たな下落リスクが点灯します。今週の週足の上値抵抗は74.20-30、75.10-20にあります。31週、62週移動平均線は75.52と77.33に位置しており、中期トレンドはNZ弱気の流れにあります。

NZ/円、弱気の流れ。72円割れで越週した場合は一段の下落へ。

NZ/円【週足】:(10/10現在31週、62週移動平均線は75.52と77.33にあり、中期トレンドはNZ弱気の流れに変わりない。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る