3. ユーロ上昇一服　短期サポートラインの攻防か(9/25夕)

ユーロ上昇一服　短期サポートラインの攻防か(9/25夕)

連中明けの東京市場でユーロドルは上昇一服で1.17台での方向感探り。

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ユーロ上昇一服　短期サポートラインの攻防か(9/25夕)

ユーロ上昇一服　短期サポートラインの攻防か

連休明けの東京市場でユーロドルは上昇一服で1.17台での方向感探り。
日中1.1750を挟んで1.1731-74レンジで取引され、東京時間18:00現在は1.1760レベルでの取引です。
本日夕刻ECBのプラート理事は昨日のドラギ総裁のインフレに関する強気の発言(後述）は新たなシグナルを送ることを意識したものではないと述べ、ユーロが小幅反落する場面もありました。

前週末の海外序盤に1.18台にのせて強まったユーロ高でしたが、英国のEU離脱をめぐる不透明感からの欧州通貨安で1.17台前半まで押し戻されて越週。本邦休場の月曜海外時間にはドラギ総裁が講演でインフレ、賃金、経済成長等に強気な見通しを示したことからユーロが急反発し、一時前日高値を上回る1.1815をつけました。

しかしその後はFOMCを控えて米金利先高感が意識されて米長期金利が上昇、10年物国債利回りが3.10%に達したこともあってドル全面高の様相となり、ユーロドルも1.17台に押し戻されアジア時間につなぎました。

ユーロドルは9月中旬以降の短期上昇トレンドをかろうじて維持しているものの、やや上昇スピードに翳りが見られます。とりあえず今晩のところは、本日1.1721レベルの短期トレンドラインを維持できるか否かに注目です。

序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇して始まっています。
本日この後22:00に7月住宅価格指数、23:00に9月消費者信頼感指数およびリッチモンド連銀製造業指数の発表があります。また、本日から明日にかけてFOMCが開催されます。

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