オーストラリア 8月失業率予想
(9月12日13時現在)
(1) 就業者数…前回7月は予想を下回る結果となりました。移動平均線は2017年以降、下向きを続けています。今回予想値は前回より改善見通しですが、それでも移動平均を下回っているので、あまり芳しい数値とは言えません。(下図オレンジ色矢印)
また、2017年の就業者数は合計+36万人増で、月平均は約3万人増となっています。今年の上半期は平均+2.1万人となりましたが、下半期最初の7月はマイナスで始まり、大きく落ち込んでのスタートで、残り5か月は厳しい状況にいます。
例年8月数値(下図○印)は概ね7月よりは高い数値がでていますが、2014年8月を除き、7月と同じ位の数値になっています。
(赤い線はゼロ、○印は各年8月、黒い線より右側は今回予想値)
(1) 就業者数…前回7月は予想を下回る結果となりました。移動平均線は2017年以降、下向きを続けています。今回予想値は前回より改善見通しですが、それでも移動平均を下回っているので、あまり芳しい数値とは言えません。(下図オレンジ色矢印)
また、2017年の就業者数は合計+36万人増で、月平均は約3万人増となっています。今年の上半期は平均+2.1万人となりましたが、下半期最初の7月はマイナスで始まり、大きく落ち込んでのスタートで、残り5か月は厳しい状況にいます。
例年8月数値(下図○印)は概ね7月よりは高い数値がでていますが、2014年8月を除き、7月と同じ位の数値になっています。
(2) 失業率…7月の結果は5.3%で、今回予想も前月同様の5.3%となっています。中銀見通しでは今後5%方向に改善を予想していますが、既に下図の黒い線を下回っているので、今後は改善しても緩やかになりそうです。(黒い線は5.6%)
豪ドルは現在0.71米ドル絡みで推移しています。依然として0.7090〜0.7380米ドルの豪ドル安トレンドライン下限でサポートを守っています。従いまして、0.7050米ドル以下での終値を確認してから豪ドルの一段安狙いは変わりません。この場合は、0.6980〜0.70、0.6930米ドルの順にサポートあります。
一方で、ここを維持し、0.7180米ドル越えて終れば短期の豪ドル安は中立になります。
尚、この途中の0.7130、0.7160米ドルに抵抗線控えています。
レンジ下限にいる豪ドルですので、明日の失業率は注目されそうです。(1豪ドル=0.7101米ドル、9月12日14時30分現在)
(以上)
オーダー/ポジション状況
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