A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年9月4日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを僅か600枚減だけの動きと留まりました。内訳はロングが7,000枚増、ショートは6,400増で、総枚数は逆に大きく増え13,400枚増となりました。
下のチャートを見ると、相場は水色の豪ドル安トレンドラインに沿って下落し、シカゴ締日に丁度中間辺りにスポットがきています。シカゴのポジションの総枚数は増えていますが、ネットポジションはほとんど変わらないのに、相場が下落しているのは、先週コメントした売り手が変わってきていることが解ります。シカゴはひたすら底値待ちを狙っていると思われ、相場が底打ち反騰し始めてからショートの手仕舞いになりそうです。
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.7100〜0.7390米ドルの下限まで一気に下がり、現在はここで下げ止まっています。今週末一杯では0.7080米ドル付近まで下がるので、もし週末に0.7050米ドル以下で終わると、来週以降豪ドルは一段安狙いとなります。この場合には0.6980〜0.70、0.6930米ドルまでの下値余地が広がります。上値は0.7180米ドルが最初の強い抵抗線で、越えると0.7280〜90米ドルまで上値余地ができます。
現在は非常に微妙な水準まで豪ドルが売り込まれているので、もしレンジ下限を切った場合にはシカゴはこのままショートポジションを維持し豪ドル下げの流れを見る形になりそうです。逆に0.7180米ドル越えるようだと、ショートカバーが出易くなります。
(1豪ドル=0.7108米ドル、9月10日14時10分現在)
オーダー/ポジション状況
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