オーストラリアの7月住宅ローン貸出の結果
本日、7月の住宅ローン貸出件数が公表されました。
結果は+0.4%です。
予想(▼0.1%、レンジ▼1.5%〜+1.0%)を上回りました。また6月は▼1.1%⇒▼0.8%と上方修正され、前月を加味すると+0.7%となりました。
上のチャートは豪州統計局作成で、6月までは下落トレンドに勢いがついていましたが、今回少し持ち直しています。若干ながらも傾斜が緩やかになっています。赤い線は過去の高値圏を結んだものですが、乖離幅は大きいままです。
個別明細は下記となっています。
6月はマイナス項目が多かったですが、7月は新築住宅を除きプラスに改善しました。但し、新築住宅は7月も大きなマイナスとなったので、新規需要が落ち込んでいます。
豪ドル/米ドルは発表前0.7180〜85米ドル付近で推移していましたが、予想を上回る数値がでても、発表後には0.7195米ドル付近までの高値しかなく、豪ドルショートの買戻し材料にはなれませんでした。
今日の米雇用統計待ちになっています。
状況は全く変わっておわらず0.7120〜0.7410米ドルの豪ドル安トレンドを維持しており、この間の0.7145〜50米ドルにサポートあります。上値抵抗線は0.7230〜40、0.7270〜80米ドルに控えています。トレンドラインのレンジ上限まで戻すには0.73台の回復が必要です。
(9月7日11:11、1豪ドル=0.7185米ドル)
オーダー/ポジション状況
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