ユーロドル1.16台前半で動意薄 (9/6夕)

6日の東京市場でユーロドルは昨日よりややレンジを上げた1.16台前半で横ばい推移。

ユーロドル1.16台前半で動意薄 (9/6夕)

ユーロドル1.16台前半で動意薄

6日の東京市場でユーロドルは昨日よりややレベルを上げた1.16台前半で横ばい推移。
昨晩は英国のEU離脱に関し、英独両国が主要な主張を取り下げたとの報道から離脱の条件合意が近いとの見方が広がり、ポンドをはじめ欧州通貨に広く買いが集まりました。
海外序盤にはトルコ発の経済危機の他国への拡大懸念から一時1.15台前半まで値を下げていたユーロドルもこの流れで1.16台を回復。本日アジア時間に更に上値を伸ばし一時1.1659をつけた後、東京時間19:00現在は1.1620近辺での取引です。

ポンド高に引っ張られる形で昨晩やや反発したユーロドルですが、上値は重く一目均衡表の雲の下限には到達せず。引き続き1.1500-1.1750レンジでの取引が継続中です。
本日は米国での経済指標、イベントが厚く21:15に8月ADP全国雇用者数21:30 4〜6月期非農業部門労働生産性、新規失業保険申請件数22:45 サービス業PMI改定値、23:00 NY連銀総裁講演および8月ISM非製造業景況指数、7月製造業新規受注24:00には原油週間在庫統計の発表があります。

ただ、週末が近づくにつれ明日の米雇用統計を意識する動きが予想され、今晩も為替市場は大きな動きとはなりにくいものと思われます。夕刻発表されたドイツの7月の製造業受注は予想外のマイナスに沈みましたが、新興国市場の不安が本日やや後退していることもありユーロ売りとはならず。序盤の欧州株価指数先物はおおむね上昇して始まっています。

ユーロドル1.16台前半で動意薄

ユーロドル日足

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