ドル円下落、日中、日米貿易摩擦懸念で(9/7朝)

6日の海外市場でドル円はほぼ一方向に下落、111円を割り込んで東京時間7:00現在は110.65-70付近での取引です。

ドル円下落、日中、日米貿易摩擦懸念で(9/7朝)

ドル円下落、日中、日米貿易摩擦懸念で

6日の海外市場でドル円はほぼ一方向に下落、111円を割り込み東京時間7:00現在は110.65-70付近での取引です。

昨晩は発表された米8月のADP雇用統計が事前予想を下回り、またNY連銀のウィリアムズ総裁が講演で利上げを急ぐ必要は無いと発言したことなどからドル円は海外序盤から軟調に推移。その後ISM非製造業指数は予想を上回ったものの反応は鈍く、トランプ大統領が対中追加関税の実施をほのめかす発言をしたこと、更には同大統領が対日貿易赤字に悩まされている様子であると米ウォールストリートジャーナル誌が報じたとこともあり、ドル円は未明に下げ幅を広げ、一時110.52と約2週間ぶりの安値をつけました。

昨晩の下げでドル円は21日移動平均を下回り、短期のレンジ下限と目される日足の一目均衡表の雲の下限(110.64)付近での推移となっています。
本日夜間には米雇用統計の発表が予定されており、週末終値ベースで「雲」の下限を維持し、最近のレンジに踏みとどまるのか、それとも110円台前半へ下抜けて、流れを変えることになるのか注目されます。

ドル円下落、日中、日米貿易摩擦懸念で

ドル円日足

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