ユーロドル高値圏で横ばい推移
前日までトランプ大統領の発言やトルコ休場によるポジション調整で上げていたユーロドルでしたが、夏季休暇期間の低流動性もあって、昨日はアジア時間に節目となるレジスタンスを次々と突破して1.15台に上昇しました。
続く海外時間では米株上昇によるリスク回避姿勢の後退によるドル買いも出て、ユーロドルはストップロスを巻き込んで更に上昇、一時1.16に達する場面がありました。その後はやや落ち着きを取り戻し、本日東京時間は1.1560-85レンジとユーロ高値圏での横ばい推移となっています。
ユーロドルは昨晩の上昇で21日移動平均線(本日1.1546)を回復しており、ポジション調整というよりは先々週からの下落分を全戻しする勢いでした。
とはいえユーロに積極的な買い材料が無い状況には変わりなく、しばらくは戻しの限界点を探る動きとなりそうです。
上値目処としては、以前形成されていた三角持ち合いのレジスタンスラインが1.1682レベルにありますが、その水準まで戻すためには新たな材料が必要と思われます。一方昨晩の高値1.1601で一旦の高値をつけた可能性も否定できず、その場合上記21日移動平均1.1546や、以前堅かった1.1500-10のラインがどの程度サポートとして機能するのかに注目です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまち。
今晩も経済イベントは少ないながら、明日未明3:00には前回の米FOMC議事要旨の発表が有り、次回9月会合での利上げの確認とそれ以降の米金融政策の方向性のヒントの有無が注目されます。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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