A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年7月10日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを1,700枚増やし、残高約41,000枚弱のショートになっています。内訳はあまり芳しくなく、ロングは4,900枚も手仕舞いして減らし、ショートも▼3,200減でした。下図(1)を見ると、昨年5月9日時点の底値からの横線であるオレンジ色のラインを維持し、今年高値からの抵抗線(=水色)との間のディセンディングトライアングル内にいて、いよいよ3角保合い収斂の極み近くとなっています。通常ディセンディングトライアングルは下抜けが多いのですが、もし下抜けた場合には今週からチャート上に新たに設けた水色の平行ライン(これは豪ドルトレンドラインを形成)までの豪ドル安になりそうです。オレンジ色下限が0.7380米ドル付近ですので、もしシカゴ締日17日(今日)の終値ベースで0.7360米ドル以下となると水色下限までのトライになりそうです。逆に0.7470米ドル以上なら、保合い上抜けになります。
その豪ドル/米ドル相場は、依然として豪ドル安トレンドライン0.7280〜0.7550米ドルに沿って推移しています。先週このレンジ内の0.7460〜80米ドルゾーンに抵抗線がありましたが、高値は丁度その水準までトライし、その後0.7350〜60米ドルまで反落しました。この抵抗線は現在0.7440〜50米ドルにあります。従いここを上抜くと、レンジ上限の0.7550米ドル方向のトライになります。もしここを上抜けないと再度0.7360、0.7320〜30、0.7280米ドルまでのトライとなります。豪ドル安トレンドとディセンディングトライアングルでは豪ドル安方向を示唆していますが、シカゴポジション見ると、豪ドル下押しあれば買戻しが入りそうで、トレンドライン下限0.7280米ドルの下抜きにはならない様な気がします。
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
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