ユーロドル再び下値探りか
17日の東京市場でユーロドルは1.18台前半で動意なく推移しました。
昨晩の海外市場ではイタリアで連立合意に達しつつあるポピュリズム2政党の合意内容にECBに対する債務免除要請の検討が含まれるとの報道にユーロが下落、ユーロドルはNY序盤に一時1.1764の安値をつけました。その後は行き過ぎ感からの買戻しも入り、本日東京時間日中は1.18台前半で推移しましたが、欧州時間に入り再び1.18を割り込む動きとなっています。
本日も米長期金利は高水準を維持、夕刻には10年もの米国債金利は3.11%に接近する動きとなっており、今晩もドルは底がたい動きとなりそうです。
ユーロは昨日一旦割り込んだ昨年11月からの上昇分の76.4%戻し1.1790に絡む動きとなっていますが、そうこうしているうちに本日1.2021付近の200日移動平均線を21日線がデッドクロスしてきており、地合いは引き続きよくありません。
本日この後21:30には米国新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数、23:00には4月景気先行指数の発表があります。米長期金利が注目を集めている状況下だけに、特に景気先行指数の数値は気になるところです。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。
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