ドル円続伸、米長期金利上昇継続(5/18朝)

昨晩の海外市場でドルは堅調に推移。ドル円は一時1月下旬以来となる110.86に達し、東京時間7:00現在は110.80近辺での取引です。

ドル円続伸、米長期金利上昇継続(5/18朝)

ドル円続伸、米長期金利上昇継続

昨晩の海外市場でドルは堅調に推移。ドル円は一時1月下旬以来となる110.86に達し、東京時間7:00現在は110.80近辺での取引です。昨晩米10年物国債金利は4日連続で上昇し3.11%に載せました。一方で2年もの利回りは低下して、イールドカーブのフラット化にもやや歯止めがかかった形です。発表されたフィラデルフィア連銀景況指数は34.4と事前予想21を大きく上回り、長期金利とドルを支えましたが、トランプ大統領は中国が「非常にわがままになった」として、米中が貿易、通商問題で成功しないだろうとの見方を示したことがドルの上値をおさえる形となりました。

ドル円は引き続き堅調に推移していますが、昨晩の上昇で昨年11月の高値114.73からの3月の安値104.56への下落の61.8%戻し(110.85)に届き、一旦達成感も出ています。

今週は週末にあまり重要な経済指標の発表が予定されていない中で、一時の楽観ムードが急速に後退しつつある米朝、米中関係の帰趨に注目が集まりそうです。
この後8:30からは本邦4月のCPIの発表があります。

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