4月NZ・企業景況感指数
本日(金曜日)早朝、NZの4月PMI指数(企業景況感指数)が発表されました。
4月数値は58.9となり、前月の53.1(当初の52.2から上方修正)から大きく改善しています。ここ数ヶ月間続いた不冴えなPMI状況からとりあえず脱却しています。
また長期平均値53.2を久しぶりに大きく越えています。ここ数ヶ月芳しくなかったNZ経済指標に明るい兆しが見えれば良いのですが、今後の指標を検証する以外にありません。
また、各構成項目も軒並み改善しています。
(1)項目
(2)PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均(赤い線は長期平均値に置いています。)
PMI指数は50(黒い線)を基準に「良し・悪し」を示しています.
為替はこのPMI指数にほとんど反応せず、小動きに終始しています。
発表前1NZドル=0.6963米ドル付近で推移していましたが、発表後に0.6877米ドルまで小幅に買われ、その後は0.6960〜65米ドルまで戻されています。
この水準はこれまでのサポートがあったところで、昨日の政策金利発表後に下抜き、最初のサポートである0.6900〜10米ドルまで下押し後に買い戻されています。
まだNZドルは弱い状態を継続しており、0.69米ドル方向狙いになっています。
上値は0.7020米ドルの抵抗線をクリアしない限りNZドルの下方圧力が続いたままとなっています。(5月11日10:50、1NZドル=0.6962米ドル)
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