ニュージーランド2018年第1・四半期失業率結果
本日NZの第1四半期失業率が発表され、失業率関連数値はほぼ予想通りとなりました。失業率は9年振りの低水準だった前四半期より更に0.1%改善しました。過去最低は2007年リーマンショック前の3.3%です。同時に発表された全部門の賃金インフレ率は、前年同期比(2018,1Q)で+1.8%となり、昨年の3Qや4Qの+1.8%と同じになりました。また労働参加率は70.8%となり、前期比より▼0.1%(前期比が71%⇒70.9%の下方修正)となっています。
NZの失業率
NZドル/米ドルは発表前1NZドル=0.7000〜05米ドル付近で推移していましたが、発表直後は瞬間0.7027米ドルまで跳ねましたが、前年比ベースや労働参加率の低下で0.6993米ドルまで反落し、現在は0.7005〜10米ドルで推移しています。依然NZドルは弱い状態にいますが、0.7010米ドルサポートと0.70米ドルの心理的大台の壁に支えられています。この下のサポートは0.6960〜70米ドルにあります。上値は0.7100〜20米ドルを回復しないとNZドルが弱い状態は解消しません。(5月2日11:11、1NZドル=0.7010米ドル)
(1)就業者数(前期比ベース伸び率、赤い線はゼロ)
(2)失業率(出所:NZ統計局)
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