ユーロドル下落、200日移動平均線に接近(5/1夕)

連休明けの東京市場でユーロは弱含み。

ユーロドル下落、200日移動平均線に接近(5/1夕)

ユーロドル下落、200日移動平均線に接近

連休明けの東京市場でユーロは弱含み。
昨晩の海外市場でユーロが下落した流れで1.2078レベルで取引が始まりましたが、じりじりと値を下げ終盤近くには1.2055まで売られました。欧州時間に入るとユーロは一段安となり、東京時間18:00現在は本日の安値圏の1.2032レベルでの取引となっています。

市場は今晩から始まる米FOMC(連邦市場操作委員会)の結果待ち。今回利上げの可能性はほとんど無いと見られており、また議長会見の予定も無いためその意味では無風ですが、最近の経済統計を背景に政府関係者から強気の発言も見られており、FOMCのステートメントの内容に注目が集まります。
一方欧州圏は昨晩もドイツのEU基準のCPIが+1.4%と予想を下回るなど年明け以降の景気減速が次第に明白になりつつあります。
現在のユーロ安は両地域の景気の温度差やベクトルの変化を反映したものと言え、その意味ではしばらくユーロの反発は遠そうです。

テクニカル的にもユーロはヘッドアンドショルダーのネックラインを明確に下抜け、売りサイン。節目と見られる200日移動平均線が本日現在は1.2014レベルにあり、下抜けた場合には、ユーロ売り加速の可能性があり今晩は要注意です。
本日この後23:00 に米 3月 建設支出、 4月ISM製造業景況指数等の発表があります。
本日はメーデーの祝日で独仏等の市場が休場で欧州の市場が薄いことも波乱要因です。

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