3. ユーロドル上昇、1.24台回復（3/26夕）

ユーロドル上昇、1.24台回復（3/26夕）

週明けの東京市場でユーロはじり高推移。先週末の海外市場では株価の下落が続き、混乱する市場の中で、ユーロとドルの組み合わせは直接のテーマとはならず、

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ユーロドル上昇、1.24台回復（3/26夕）

ユーロドル上昇、1.24台回復

週明けの東京市場でユーロはじり高推移。先週末の海外市場では株価の下落が続き、混乱する市場の中で、ユーロとドルの組み合わせは直接のテーマとはならず、ドル円でのドル売りが波及する形でユーロドルも強含み、週末は1.2350を回復して終了しました。

本日東京市場ではその流れを受けてユーロは対ドルで小じっかりの展開となり、1.23台後半で取引されましたが、夕刻欧州勢参入とともにファンド筋と見られるドル売りの動きにユーロは上昇を強め、一時３月８日以来の高値となる1.2417まで上昇、東京時間19:00現在は1.2405レベルで推移しています。

本日は日経平均、ハンセン等アジア株も上昇し、市場はやや落ち着きを取り戻しつつありますが、そもそも米国の鉄鋼、アルミニウム等の関税も日本と違い明確に報復を示唆することで回避した欧州圏は貿易戦争激化の影響からもある程度距離を置ける立ち位置にあり、ユーロドルは一旦蚊帳の外に置かれた後には再び上昇基調をたどるのがメインシナリオと考えられます。

テクニカル的にも絶壁のように立ちはだかっていた一目均衡表の雲（本日の上限は1.2370）を本日の上昇により現状ではクリア、ユーロドルは上方向に開けた形です。1.2322レベルにある21日移動平均線はじめ転換線、基準線等最近から見合っていたラインも1.23台前半でのサポートとなっており、ユーロドル上昇局面の端緒となりうる状況ともいえ、今週の動きに注目です。

今晩この後21:30に米国シカゴ連銀全米活動指数、23:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表があります。序盤の欧州株価指数先物は小幅上昇。

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