3. N$シカゴポジション(2018年2月27日現在）

N$シカゴポジション(2018年2月27日現在）

NZドルのネットポジションは前回まで若干のロングポジションをひっくり返し、ショートにしてきました。

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N$シカゴポジション(2018年2月27日現在）

N$シカゴポジション

主要通貨ポジション（単位：枚）(2018年2月27日現在の数値)

主要通貨ポジション（単位：枚）(2018年2月27日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

NZドルのネットポジションは前回まで若干のロングポジションをひっくり返し、ショートにしてきました。と言っても1,000枚程度ですので、スクエアに近い状況は変わりません。但し、内訳はロングが2,700枚増、ショートも4,700枚増となり、総枚数で7,400枚増加させています。相場の保合いを抜けると、片方のポジションを手仕舞ってくることになりますで、相場としては同じ方向に流れが加速するケースあるので、売りや買いを残さずに手仕舞いしておいた方が良さそうです。下図（２）みると、水色のサポートラインまで近づいています。ここを下抜けると、赤と黒の横這いレンジの中間値になり、上下共に大きな値幅余地がでてきます。逆に水色を維持出来れば、最初の緑、次の黒と上値方向が広がります。豪ドル同様に正念場にきている形になっています。

そのNZドル/米ドルは先週レポートした、0.7180〜90米ドルの強いサポートとダブルトップの0.7440米ドルのレンジ内で前週も推移しました。下限の0.7180米ドルが丁度水色のサポートラインに相当します。ここを切った場合には0.7140、0.7070〜80、0.7010米ドルにサポートあります。上値はレンジ内の0.7280〜90、0.7310〜20、0.7360米ドルの順に抵抗線控えています。シカゴのポジション的にはどちらの方向にも動き易くなっています。
（1NZドル＝0.7224米ドル、3月5日13時40分現在）

N$シカゴポジション

（ご参考）直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。

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