ユーロ対ドルで小幅反発、米長期金利低下で
週明けの東京市場でユーロドルは小戻し。
27日と3月1日に予定されているパウエル新FRB議長初の議会証言を控え、金融各市場は基本的には様子見姿勢ですが、アジア時間中に米長期金利が低位安定し、米国債10年物国債利回りが一時2.85%を割り込む動きとなったことや、日本の株式市場が反発したことでリスク回避の動きがやや弱まったことなどがドルが売られた原因と考えられます。
東京時間に1.23台を回復したユーロドルは欧州時間に入り一段と上げ幅を広げ1.23台半ばでの取引となっています。とはいえテクニカルには1.2366から1.24にかけての21日移動平均線、基準線、転換線等がユーロドルの頭を押さえる形となっており、このまま1.24台まで持ち上げるには今晩はやや材料不足でしょうか。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開。今晩この後22;30に米シカゴ連銀全米活動指数、24:00新築住宅販売、24:30ダラス連銀製造業活動指数、明日未明4:15からはクオールズFRB副議長による経済見通しの発表があります。
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