3. A$シカゴポジション(2018年2月20日現在）

A$シカゴポジション(2018年2月20日現在）

シカゴの豪ドルポジションは再度ネットロングを増やしています。

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A$シカゴポジション(2018年2月20日現在）

A$シカゴポジション

主要通貨ポジション（単位：枚）(2018年2月20日現在の数値)

主要通貨ポジション（単位：枚）(2018年2月20日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

シカゴの豪ドルポジションは再度ネットロングを増やしています。ネットで2,800枚増加しましたが、内訳はリスク回避の調整地合いが強くなっています。ロングが2,000枚減、ショートが4,800枚減でネットロング増となり、総枚数では6,800枚減らし、この2週間で約4万枚も減らしました。ポジションは一層軽くなり、どちらにも動き易くなっています。下図（１）を見ると、豪ドル高トレンド内での黒いサポートを切れた後で、先週は横這いになっています。トレンドライン内の中間辺りで横這っていますので、このまま豪ドル高トレンドラインが上がってくるまで横這うか、先にもう一段の調整売りで下限ラインまでトライするかとなります。シカゴポジションのロングはさほど大きくないので、これまでの様な持ち高調整の豪ドル売りのエネルギーは少なくなっています。

その豪ドル/米ドル相場は、昨年12月からの豪ドル高トレンドのサポートを割り、その後半値戻しの調整（0.7750〜60米ドル）をやり、このサポートで2回止められました。結果、現在は0.7790〜0.7930米ドルの3角保合いの収斂にいます。仮に上限を越えても0.8010米ドルの抵抗線が下がってきており、豪ドルの上値を抑え込んでいます。下値は下限を切れても0.7750米ドルのサポートが強く、0.7740米ドル以下で終われば短期豪ドル安再開のシグナルになります。中期では豪ドル高トレンドラインを維持しており、そのサポートが0.7580〜90米ドルにあるので、0.7740米ドルを切った場合にトレンドライン下限までのトライになります。短期的に弱かった豪ドルですが、現在は横流れ様相です。（1豪ドル＝0.7868米ドル、2月26日14時25分現在）

A$シカゴポジション

（ご参考）直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。

オーダー/ポジション状況

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