ニュージーランド4Q生産者物価指数結果
本日早朝、NZの第4四半期生産者物価指数が発表されました。市場はあまり重要視している経済指標ではありませんが、物価関連指数ですので、ご参考まで。
内容は以下の通りです。
NZPPI
(NZ統計局作成の年率ベースの物価伸び率:上記表の右数値)
生産者物価の年率ベースは比較的大きな数値になっています。上記表の@−Aが実質物価と見られます。但し、賃金指数や消費者物価指数を見ると、まだ年率2%以下に留まり、賃金の横這いで消費者物価にまで波及できていない構図が続いています。まだデフレ(とはいえない数値ですが、中銀は緩和材料にしています)脱却できない状態です。
B の農産物業者の物価指数は2016年4Qにマイナスとなっていましたが、徐々に回復しており、NZ経済にとっては良好な数値になっています。
また、今回の生産者物価上昇の大きな要因として、石油・石炭製造を上げています。2014年以前の高値までは戻っていませんが、2016年3月を底にして右肩上がりを継続しています。(出所:NZ統計局)
NZドル/米ドル相場はこの指標では全く動いていません。現在は全体的な米ドル強含みに、NZドルは発表時点の0.7570米ドル付近から0.7340〜50米ドルサポートまで緩んでいる程度になっています。(2月20日10:45、1NZドル=0.7355米ドル)
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.04.18
ドル円、神田財務官の発言に一時154円を割り込むも底堅い (4/18午前)
18日午前の東京市場で、ドル円は154円前半でもみ合い後、一時急反落。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:川合 美智子
2024.04.18
ユーロ円 上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態(24/4/18)
昨日の海外市場では、ユーロが対ドルで上昇し、ユーロ/円は小幅続伸して引けました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:上村 和弘
2024.04.18
トルコリラ円見通し ドル高リラ安と円安に挟まれて4.76円を挟んだ小動き(24/4/18)
トルコリラ円の4月17日は概ね4.77円から4.74円の取引レンジ、18日早朝の終値は4.75円で前日終値と変わらなかった。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:橋本 光正
2018.02.22
ニュージーランド17年4Q小売売上高予想(18/2/23)
明日23日の早朝にNZの4Q小売売上高が発表予定になっています。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:橋本 光正
2018.02.19
N$シカゴポジション(2018年2月13日現在)
NZドルのネットロングポジションは約1,100枚減少し、約2,200枚のネットロングとなっています。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。