3. ドイツ連立成立伝わるもユーロ反落　(2/7夕)

ドイツ連立成立伝わるもユーロ反落　(2/7夕)

昨晩の米国市場で主要株価指数が反発し安堵感の広がった本日の東京市場で、ユーロドルは1.23台後半で方向感なく推移しました。

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ドイツ連立成立伝わるもユーロ反落　(2/7夕)

ドイツ連立成立伝わるもユーロ反落

昨晩の米国市場で主要株価指数が反発し安堵感の広がった本日の東京市場で、ユーロドルは1.23台後半で方向感なく推移しました。
朝方上昇して始まった日経平均株価指数も午前中伸び悩み、午後には反落、最終的には上げ分をほぼはいて、前日比35円の小幅高に終わりました。日本以外の上海、香港、韓国などの株価指数は軒並み下げており、株価の回復にはやや不安を残す形となりました。
昨日は奇妙なほど相関の高かったユーロドルと株価指数は本日全く連動せず、東京時間ユーロドルはほぼ動意なく推移しました。

夕刻には待望のドイツ連立政権成立のニュースが入りましたが、為替市場の反応は鈍く、直後には小幅上昇したものの、東京時間19:00現在ユーロドルはやや下げて1.2350レベルでの取引です。
チャート上ユーロドルは久々に現在1.2305近辺にある21日移動平均線に接近中。明確な方向感もない中で一旦この水準では下値を固めるものと思われます。

序盤の欧州株価指数先物は前日比でほぼ全面高。ただ各株式市場ともに未だ先週急落前の水準への全戻しは遠く、多くの市場参加者が痛みを抱えたままの株式市場で更なる下落への不安が燻ります。
今晩はこの後大きな経済指標の発表はありませんが20:00ダラス連銀総裁講演、22:30　NY連銀総裁講演24:15シカゴ連銀総裁講演とFRB関係者の講演が続き、状況が状況だけに発言内容には神経質にならざるをありません。今晩の欧米市場で株価が再度上昇するか注目されます。

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