ニュージーランド17年4Q失業率予想(18/2/6)

NZの失業率が明朝発表されます。四半期毎の公表で前回は11月1日に発表ありました。

ニュージーランド17年4Q失業率予想(18/2/6)

ニュージーランド17年4Q失業率予想

NZの失業率が明朝発表されます。四半期毎の公表で前回は11月1日に発表ありました。

NZの失業率関連指標(2月6日16時現在予想)

NZの失業率関連指標(2月6日16時現在予想)

(1)就業者数(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)

(1)就業者数(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)

就業者数の予想は前期比ベースで+0.4%です。決して悪い数値ではありませんが、3Qの伸びが大きかったので、今回は見劣りする数値になっています。前年比ベースでは3Q+4.2%に対し4Q予想は+3.6%になっています。但し、エコノミスト予想レンジにマイナスもありますので、最近のNZドル弱い状況で、予想以下のマイナスになると、為替には影響受けそうです。
就業者自体は昨年2Qのマイナスを除いてはコンスタントにプラスを維持しているので、絶対値では雇用が増加しています。

(2)失業率(黒い縦線より右は今回予想値)

(2)失業率(黒い縦線より右は今回予想値)

失業率はトレンドとして改善傾向を続けています。今回予想値は前四半期よりは悪化予想ですが、トレンドとしてはさほど驚く程の悪化にはなっていません。
豪州同様に雇用は改善傾向を辿っています。

尚、NZの政策金利発表が翌日の2月8日(木)に予定されており、今回の雇用統計を含めた内容になると思われ、この数値自体が大きく上下にブレない限りは為替に与えるインパクトは少なくなりそうです。
NZドルは弱いながらも0.7260米ドルのサポートを維持しています。切れれば0.7190、0.7150米ドルの順にトライの可能性広がります。一方で上値は0.7310、0.7360米ドルに抵抗線控えています。(2月6日16:35、1NZドル=0.7285米ドル)

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