ユーロ 一般教書演説後はじり高、FOMC待ち(1/31夕)

31日の東京市場でユーロドルはじり高推移、東京時間19:00現在は1.2450レベルでの取引です。

ユーロ 一般教書演説後はじり高、FOMC待ち(1/31夕)

ユーロ 一般教書演説後はじり高、FOMC結果待ち

31日の東京市場でユーロドルはじり高推移、東京時間19:00現在は1.2450レベルでの取引です。
東京時間正午をまたいで行われたトランプ大統領就任後初の一般教書演説ではこの一年間の雇用の拡大と中間層への減税実施等の成果を強調、安全で強いアメリカが実現しつつあるとの見方を示した一方で、インフラ投資について1.5兆ドルの関連法案作りに協力を呼びかけた部分以外には今後の経済政策の詳細な内容はほぼ含まれず、また、為替に関する言及もありませんでした。
演説の後主要通貨に対してドルはやや弱含み、米長期金利もやや低下、10年物の国債利回りは2.69%台で推移しています。

夕刻発表されたドイツの12月の小売売上高は前年比-1.9%と予想の+2.8%を大きく下回りましたがユーロへの影響は限定的、その後発表された1月の失業率は5.4%と過去最低を更新しました。
また、先ほど19:00に発表となったユーロ圏の1月失業率は8.7%で変わらず。同時に発表された消費者物価指数は前年比+1.3%と予想の+1.2%を上回りユーロドルは1.2463と気持ち上値を伸ばしています。
ただし、引き続き今週は米国の経済イベントが続く中、現時点ではユーロドルの変動も方向感探りの域を出ていません。

本日この後は米国で22:15にADP全国雇用者数、22:30 10〜12月期雇用コスト指数
23:45 シカゴ購買部協会景気指数、24:00 中古住宅販売保留件数、24:30 米国週間原油在庫とそれなりに重い指標が続き、また、明日未明4:00にはFOMCの結果が公表されます。今回の会合では政策金利の変更等は予想されておらず、発表後の記者会見もありませんが、イエレン議長最後となるFOMCでの景気判断には注目が集まります。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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