ユーロ高値更新後反落、ECB理事会の結果待ち
25日の東京市場でユーロドルは高値を更新。昨夕のムニューシン財務長官の「ドル安歓迎発言」の余波が大きくドルは主要通貨に対しほぼ全面安となっています。
26日にスイスのダボスで演説を予定しているトランプ大統領は「米国がいかに偉大であるか世界に伝えるためにダボスに行く」と発言、市場での米国の保護主義的傾向に対する警戒感を煽ったこともドル売りの一因と考えられます。
ユーロドルは東京時間じりじりと上昇を続け午後三時過ぎに高値1.2459をつけた後はやや戻し東京時間16時過ぎには1.2410-20レベルで取引されています。
急速なユーロ高の進行に市場ではECBからのユーロ高牽制文言復活は避けられないとの見方も出てきており、警戒感が広がりつつあります。いずれにせよ今晩のECB理事会待ち。今晩は21:45にECB政策発表、22:30にドラギ総裁の記者会見があります。
ユーロ高を嫌気して序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安の様相です。
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