オーストラリアの11月住宅ローン貸出の結果
本日、11月の住宅ローン貸出件数が公表され、結果は+2.1%(予想0.0%)となり予想を上回りました。尚10月は前回の▼0.6%は変更ありませんでした。
豪州統計局作成のトレンドラインは上向き傾向を維持し、季節調整済数値(灰色の折れ線)はやっとトレンドラインまで回復してきました。まだ赤い線の高値を越えていないので、新たな拡大とは言えませんが、兆しだけは出てきているようです。
個別明細は下記となっています。10月は各項目が軒並み前月比マイナスでしたが、11月は全てプラスになっています。尚、全体数値の83%〜85%程度を中古住宅ローンが占めています。
11月 10月(前回)
全体 +2.1% ▼0.6%
建設中 +2.0% ▼1.7%(←▼1.4%)
新築住宅 +2.6% ▼2.1%(←▼1.6%)
中古住宅 +2.1% ▼0.3%(←▼0.4%)
借り換え +1.5% ▼0.2%(←▼0.1%)
豪ドル/米ドルは指標発前に0.7955〜60米ドル付近で推移していましたが、発表後は0.7999米ドルまで買われましたが抵抗線に止められています。0.80米ドル台に確り乗せてこないと一段高トライは難しくなっています。
引き続き豪ドルは強い状態を維持していますが、このまま東京時間の午後3時頃まで0.80米ドル台に乗せないと、NY時間帯で米国発の材料が出ないと明日の豪州雇用統計待ちになりそうです。(1月17日10:40、1豪ドル=0.7988米ドル)
(以上)
オーダー/ポジション状況
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