イベント終了、ユーロ動意無し(12/15夕)

今年最後のECB理事会を終えた15日のユーロは1.17台後半で横ばいに推移しました。

イベント終了、ユーロ動意無し(12/15夕)

イベント終了、ユーロ動意無し

今年最後のECB理事会を終えた15日のユーロは1.17台後半で横ばいに推移しました。

昨晩のECB理事会およびその後のドラギ総裁記者会見では、経済見通しや一部物価見通しが引き上げられたものの、2020年に至るまで中銀のインフレ目標2.0%には達しないシナリオが失望感を誘い、一旦1.1863まで上昇した後反落、海外終盤は1.18を割り込む動きとなりました。明けて東京市場で朝方ユーロは一段の下押しとなり1.1765の底値をつけましたが、日中は小幅に戻して1.18手前のレベルで欧州時間を迎えています。

もう少しユーロ高水準でイベントを通過するイメージでしたが、ユーロドルは一目均衡表の雲の中で1.1710レベルの固い下値と1.1820-25レベルの21日線や日足の一目均衡表の雲の上限の間で一旦落ち着きどころを見つけてしまったようです。

FOMC、ECB理事会と主要なイベントを終え、為替市場はクリスマス休暇モードに入りつつあります。クリスマス前の波乱要因といえば米税制改革法案くらいのものですが、年内成立をほぼ織り込んでいる中、動きがあったとしても小幅ドル売りユーロ買い方向で、下値は限定的と思われます。

この後欧州圏に主要な指標の発表等は予定されていません。米国では22:30にNY連銀製造業景況指数、23:15に鉱工業生産、設備稼働率の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安の商状です。

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