ユーロ小幅反発 アラバマ上院補選民主党逆転
13日の東京市場でユーロは小幅反発。
昨晩もユーロは思いのほか弱く、米生産者物価指数の予想以上の上昇により1.1718まで下落。その後ドル円は元の水準に戻りましたがユーロドルは1.17台半ばを回復できないまま東京時間を迎えました。東京時間昼過ぎにはアラバマ州の上院補欠選挙で、当初優勢が伝えられていた共和党のムーア候補を民主党のジョーンズ候補が逆転で破ったとの報道もあり、ドル売りがやや強まりユーロドルも1.17台後半を回復しました。
欧州勢参入後、16:00に発表となったドイツの11月CPI確報は変わらずの年率+1.8%市場はややユーロ売りで反応16:30現在は1.1745レベルでの取引です。
今晩は米消費者物価指数とFOMCの結果発表が同日にあり波乱含みです。
米国の物価の弱さがひとつの焦点となっているため、FOMC結果公表直前の22:30に発表される消費者物価指数もインパクトが小さくありません。市場では前年比で前月+2.0%に対してやや改善した+2.2%(除く食品エネルギーでは不変1.8%)が予想されています。
FOMCは4:00の結果発表で0.25%の政策金利引き上げは9割以上の確率で織り込み済み。焦点は前回0.75%の引き上げが主流だった参加者の来年の政策金利の見通しやインフレ見通しの変化の有無。
尚、今回のFOMCは議長の記者会見のある回で、会見は4:30開始。FOMC後の記者会見が最後となるイエレン議長が経済の先行きの見通しをどのように表現するかも注目されます。
ユーロドルは引き続き一目均衡表の雲の中、昨晩も1.17を割り込む動きとはならなかったため、レンジ内での動きは維持され反発の可能性は引き続き高いと思われますが、原因不明の妙な上昇力のなさと1.1669まで本日広がった雲の下限はやや不気味です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移です。
オーダー/ポジション状況
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