NZ第3・四半期消費者物価指数
（今回発表予想）10月16日15時現在
（１） 消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均（2017年2Qまで）
（２）年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値（1〜3％）…下図は今回予想値を加味（黒い線より右が今回予想値平均、赤い線は中銀インフレ目標値）
第2四半期CPIは予想を大きく下回り、インフレが落ち着いていることを示しました。今回の年率伸び予想は＋1.8％となっており、まだ中銀目標値の中間以下です。来年にかけて中銀は2％方向と予想していますが、現状ではインフレを心配する数値とはなっていない様です。
尚、第2四半期CPIが低下した主な要因は通信やコンピューター関連の物価指数で、生活用品・住宅関連などは緩やかに上昇続けています。
尚、為替は予想数値に近いものが出れば動かないと思われますが、予想より大きく上下に振れるとNZドルは反応すると思われます。
（10月14日16時00分、1NZドル＝0.7180米ドル）
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