ドル円小動き 112円台は回復(10/17朝)

16日の海外市場でドル円は終盤にかけて上昇、112円台を回復していますが、全般的には小動きで方向性にかける取引となりました。

ドル円小動き 112円台は回復(10/17朝)

ドル円小動き 112円台は回復

16日の海外市場でドル円は終盤にかけて上昇、112円台を回復していますが、全般的には小動きで方向性にかける取引となりました。

昨晩発表された10月のNY連銀製造業指数は30.2と事前予想20.4を大きく上回り、米製造業の景況感お良化を印象付けましたがドル円の反応は限定的でした。日本時間2:00前後に米朝の外交官が今週モスクワで会談の可能性があるとの報道にドル円は112円台に上伸。北朝鮮は当面の外交交渉を否定し一旦は反落しましたが、トランプ大統領が時期FRB議長候補として、タカ派と見られるテイラースタンフォード大教授に「好印象」を受けているとの報道に再びドル買いとなり東京時間6時半現在は112.15近辺での取引となっています。

ワシントンで今朝方まで行われた日米経済対話では、北朝鮮問題についての脅威と圧力強化への連携を確認する一方で、貿易の二国間交渉に関しては言及せず、米政府の意向を今回はかわした形となっています。

ドル円は明確な方向感を欠きつつも徐々に上値が重くなっている印象です。今週は今晩から明日にかけて欧米で指標や要人発言が多く予定されているため、本日も東京時間は112円をはさんでの横ばい推移が続きそうです。

尚、今朝方発表されたニュージーランドの第3四半期の消費者物価指数は前年比1.9%上昇、事前予想1.8%をやや上回り、ニュージーランドドル買いとなっています。ニュージーランドドルは発表後対ドルで0.717レベルから0.7203まで、対円で80.45レベルから80.77まで一時上昇し、その後も高値圏で取引されています。

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