ユーロドル 欧州時間に入り高値更新1.20を突破
ユーロドルは、昨晩も特段の材料も無い中で上昇、上値を1.1984まで拡大しました。
その流れを受けての本日東京時間は、早朝に北朝鮮が北海道をまたいで弾道ミサイルを撃ったことからドル円での円買いが相場の焦点となり、ユーロドルはやや蚊帳の外の状態で1.19台後半での横ばいが続く展開となりました。しかし、夕刻欧州勢参入とともに再びユーロに買いが入ると、1.20を抵抗無く上抜け、一時2015年1月2日以来となる1.2033をつけた後、引き続き1.20台前半での取引です。
休暇明けの市場参加者もほぼ市場に戻り、急激な7月のユーロ上昇の時間調整も完了、ユーロは再び上昇基調に入っています。もともと1.17台前半以降は2014年高値からの下落の半値戻し1.2167までほとんどチャート上の抵抗の無い真空地帯だけに、とりあえず1.21台半ばまでの上昇は期待できそうです。
本日のターゲットは2015年高値1.2109 トレンド上限1.2134あたりか
本日のところは、今年4月以降のユーロドルの上昇トレンドの上限が1.2134あたりにありますので、そこまでの上昇余地はありそうです。また、2015年は年初1月1日にその年の高値1.2109をつけており、前日の2014年12月31日は高値1.2170と上記のチャートポイントとほぼ同水準。現在のスポットレベルまでわずか3営業日で駆け下りてきた部分だけに、特段の抵抗は無くユーロの上げ足も速くなる可能性があります。
序盤の欧州株価指数先物はユーロ高を受けてほぼ全面安。
今晩この後欧州に大きな指標の発表等は無く、米国サイドでは23:00に消費者信頼感指数の発表があります。
オーダー/ポジション状況
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