ユーロドル 持ち合い後欧州時間に一時下落(8/25夕)

本日東京時間のユーロドルはジャクソンホール会議でのFRBイエレン議長、ECBドラギ総裁の講演待ちで日中は1.1790-1.1800の狭いレンジでの取引に終始しました。

ユーロドル 持ち合い後欧州時間に一時下落(8/25夕)

ユーロドル 持ち合い後欧州時間に一時下落

本日東京時間のユーロドルはジャクソンホール会議でのFRBイエレン議長、ECBドラギ総裁の講演待ちで日中は1.1790-1.1800の狭いレンジでの取引に終始しました。
その後、夕刻欧州勢参入とともににわかに売りが強まり一時1.1773まで下落しましたが大きな売りにはつながらず、基本は小動き。
先ほど17:00に発表となったドイツの8月のIFO企業景況指数では現況は前月、期待をやや下回りましたが、期待指数がやや強めに出て幾分ユーロが買い戻される動きとなりました。

今晩23:00からはジャクソンホール会議でイエレン議長が講演、ドラギ総裁の講演は明日未明4:00です。ここまで市場の注目が集まっている中で、サプライズ的な発言をしたり、為替の水準に言及したりということは最近の主要国の中銀の市場との「対話」へのスタンスからは基本的には考えにくいと思われます。
とはいえ発言の行間から何らかの傾向が読み取れるかも知れず、万一インフレ、テーパリング、為替等に関連してあからさまなメッセージを発した場合のインパクト等も考えると無視することもできない中で、取引は様子見とせざるを得ない状況です。

ユーロドルは本日も21日移動平均線絡みの水準での取引が続いています。
ただ、一時の下落トレンドは脱しており、ジャクソンホール会議が無難に終了すれば、次第に市場参加者の戻る来週以降、6月以降の急激な上昇の時間調整も完了したユーロが上昇トレンドを再開する可能性は高いものと思われます。

欧州の指標は本日は終了。米国サイドはイエレン議長講演前の21:30に7月耐久財受注。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開。

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