ユーロ1.17台半ばで方向感なく推移
週明けの東京市場でユーロドルは方向感なく推移しました。
今週は週末にジャクソンホールでのドラギ総裁の講演を控えていますが、先週の関係者筋をソースとする報道から資産縮小等には言及しないとの見方が支配的になっており、材料としてはやや力を失っています。
一方先週公開された7月ECB理事会議事録でのユーロ高懸念は尾を引いており、上値は攻めにくい雰囲気ともなっていて、8月に入ってからの相場停滞が継続している状況です。
ユーロは引き続き21日移動平均線近辺で推移していて、日本時間20:00現在のスポットは1.1770レベルと21日線1.1763をやや上回る展開。
ユーロドルが21日線をきれいにクリアし、1.18にのせてくる展開となれば再び上昇局面入りへの布石となりそうですが、今晩のところはユーロ圏に特段の材料無く、米国サイドは北朝鮮情勢が不透明なままでドルの動きも鈍そうです。ユーロの本格的な上昇再開は来週以降市場参加者が休暇から戻ってからとなりそうです。
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