ドル軟調 (2017/8/22朝)

週明けの海外市場では薄商いの中ドルが軟調に推移しました。

ドル軟調 (2017/8/22朝)

ドル軟調

週明けの海外市場では薄商いの中ドルが軟調に推移しました。
ドル円は米韓合同軍事演習開始により再び北朝鮮情勢が重石となり、海外時間はほぼ109円割れの水準で上値の重い展開となり、ユーロドルも1.18台を回復しています。

ドル円は一時108.67まで下落しましたが、ムニューシン財務長官の「9月中に債務上限引き上げを行いたい」、「税制改革において超党派の支持を得たい」などの発言もあり、やや持ち直したものの、109円台の滞空時間はわずかで東京時間6:30現在は108.97レベルで取引されています。

ドル円は昨日、一昨日の安値108.60を下回ることは辛うじて回避しましたが、下値を窺う展開が続いています。既に今月に入り6月安値108.83は幾度も下回っており、次のターゲットは4月の年初来安値108.13。
今週は週末25日に北朝鮮で先軍節(金正日が軍事優先の政治を開始した日)、24-26日がカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)と週末にかけてイベント的にはヘビーになっており、波乱含みです。

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