ユーロ弱持合い、ポジション調整先行
週明けの東京市場でユーロドルは金曜海外時間の米GDPの不冴えでドル売りユーロ買いが強まった流れを受けて、1.1739で寄り付いた後、一時1.1762まで上昇しましたが、利食いの売りとポジション調整の動きに次第に上値が重い展開となり、1.1723まで下押ししました。
夕刻発表されたユーロ圏6月の失業率は事前予想9.2%に対して9.1%と改善され、7月のCPIコア速報値も前回事前予想をともに上回る1.2%と引き続き堅調な数字となったことから、一時1.1741まで小幅反発しましたが、上値は重く、午後七時現在は1.1735レベルで取引されています。
ユーロ買いのポジションは引き続き高水準に積み上がっているものと考えられ、調整から戻す局面もあるものと思われますが、ユーロ買いの構図に変化は無く、上昇継続を予想します。当面のターゲットは1.1800、サポートは1.1720、1.1685あたりと見られ1.1650には強い足がかりがあります。
序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇して始まっています。
オーダー/ポジション状況
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