N$シカゴポジション(2017年7月18日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年7月18日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルは引き続きロングを+4,100枚積み上げ、ネットロングは約36,000枚弱となりました。内訳はロングが1,100枚減、ショートは5,200枚減ですので、ショートの損切りと思われるポジション解消になっています。結果的に、ここ数年間では最大のNZドルロングとなっています。オセアニア通貨のロングが際立っているので、今週以降のポジション巻き戻しには要注意となりそうです。
為替ですが、先々週「…、上値0.7385〜0.7415米ドルの抵抗線を試せる位置にいます。」としましたが、高値0.7450米ドルまで上げて達成しています。依然としてNZドル上昇余力ある形をしていますが、豪ドルのチャート形状悪いので、NZドルが連れ安になると0.7450米ドルは当面の高値になる可能性があります。豪ドルのサポートレベルの下抜きを見て対応した方が良さそうです。NZドル自体のサポートは0.7370〜80、0.7290〜0.73米ドルにあり、特に後者を切ると大きなNZドル安方向への調整局面入りになりそうです。その場合は買い場探しになります。上値は強い抵抗線が0.7480〜90米ドルにあり、トレンドの強さから先にこの上値トライの可能性もあります。但し、シカゴポジションのロング枚数は、ショートを大きく減らしてここ数年間の最大枚数ロングを記録しているので、今後数週間の相場動向は要注意になります。(1NZドル=0.7434米ドル、7月24日14時00分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:橋本 光正
2017.07.25
ニュージーランド6月貿易収支予想(17/5/25)
NZの貿易収支推移(青)と3ヶ月移動平均線(オレンジ)…ほぼ毎年3〜5月に黒字ピークにして9・10月に向けて赤字傾向となっています。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:川合 美智子
2017.07.20
ニュージーランドドル週報(2017年7月第三週)
NZ経済は引き続き安定的ですが、為替相場は対ドルで0.74〜0.75、対円でも83〜84円台に中期的に見た強い上値抵抗があり、このレベルに到達してやや伸び悩み
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。