ユーロドル小動き、ドルの堅調さに頭重く(7/11夕)

本日の東京市場でユーロドルはやや軟調に推移しました。

ユーロドル小動き、ドルの堅調さに頭重く(7/11夕)

ユーロドル小動き、ドルの堅調さに押され頭重く

本日の東京市場でユーロドルはやや軟調に推移しました。
特段の材料があったわけではありませんが、明日からのイエレンFRB議長の議会証言を前に、タカ派の発言が出ることを見込む向きのドル円でのドル買いが徐々に強まり、昨日からの円安を好感した日本株の上伸とあいまって、あまり達成感のないままに5月の高値114.36を上抜ける動きとなったことから、ユーロドルも連れ安しました。
ユーロは円に対しては強含み、再び130円台に乗せてきましたが、ユーロドルは1.1383-1.1400と狭いレンジでの中で東京時間は徐々に値を下げる動きとなりました。
その後欧州勢参入とともに一時1.1400を回復するも抜けきれず、17:30現在は1.1395レベルでの取引です。

チャート的にも1.1450近辺の長期レンジ上限を抜けられず、とはいえ1.1300レベルも底堅く7月に入ってからはこのレンジ内での上下動が続きます。
今晩も昨晩同様シナリオを描きにくい相場つきとなっています。米国で23:00に卸売り在庫25:30にブレイナードFRB理事の講演がありますが、明日の晩のイエレン議長証言の前に動くには材料としては力不足、突発的な材料でも出てこない限りは、方向感探りの相場が続きそうです。序盤の欧州株価指数先物は軟調に推移。

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