N$シカゴポジション(2017年6月20日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚) (2017年6月20日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルはここ数年間では見られなかった程のロングを積み上げました。ネットロングは21,500枚となり、前回から2万枚の増加です。内訳はロングが11,100枚増、ショートは8,700枚減です。総枚数では僅か2,400枚増ですので、如何にロングを積み上げ、ショートを減らしたかとなっています。下図(2)のチャートをみると、シカゴポジションの急増と終値ベースでは緑色の抵抗線までNZドルが買われています。前々週のシカゴ締日13日〜金曜23日までのレンジが0.7185〜0.7320米ドルですので、レンジ下限を切れば持ち値割れになります。緑の抵抗線抜いてNZドルロングをキープするのか、0.7180切って損切りするのかこの1〜2週間が注目されます。
為替ですが、0.7240米ドルの抵抗線を越えて、現在は6月14日に付けた高値0.7320米ドルのダブルトップ狙いにいます。ここを上抜くとNZドルは中立になり、一段高を狙える形になります。但し、仮に上値トライをしても2回目ですので一度止められる可能性大ですが、越えた場合には0.7480米ドルの視界が開けてきます。逆に0.7210米ドルと0.7180米ドルのサポートきると今回のNZドル上げも一段落となりです。シカゴもポジション調整先行になりそうです。(1NZドル=0.7283米ドル、6月26日14時30分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。
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