ユーロ PMIの良化に上値切り上げるも反落(6/23夕)

朝方対ドル1.1150近辺で取引されていたユーロは、日中底がたく推移し、じりじりと上値を切り上げる展開となりました。

ユーロ PMIの良化に上値切り上げるも反落(6/23夕)

ユーロ 製造業PMIの良化に一時上昇するも反落

朝方対ドル1.1150近辺で取引されていたユーロは、日中底がたく推移し、じりじりと上値を切り上げる展開となりました。
東京時間17:00に発表された6月のユーロ圏製造業PMI速報は、事前予想、前回をともに上回る57.3と発表され、これを受けユーロは一段高となり一時1.1188をつけましたが、非製造業、コンポジットのPMIが不冴えだったこともあり直後に反落、東京時間18:30現在は1.1165レベルでの取引です。

ユーロに限らず今週は金融市場全般に方向感をつかめないままに一週間が過ぎました。
火曜以降ユーロは対ドルで徐々に上値、下値を切り上げてきてはいるものの、月曜海外時間にダドリーNY連銀理事が発したタカ派発言で下落する前の1.1200を回復するには至らず、また、同じく1.1201辺りにいる21日移動平均線にも頭を抑えられたままです。
週末という事もあり、今晩もいくつかの米指標がありドル要因での動きはありうるものの、ユーロ圏に目だったイベントは無く、基本的にはユーロドルはこのままレンジ内での動きで終わる公算が大きそうです。

序盤の欧州株価指数先物は小幅ながらほぼ全面安。

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