ユーロ対ドル1.10滞空時間短く反落(2017年5月8日)

フランス大統領選明けのユーロは週明けアジア時間の朝方にはほぼ前週末終値レベルから上昇し対ドルで1.10を超えしばらくもみ合いを続けたものの、

ユーロ対ドル1.10滞空時間短く反落(2017年5月8日)

ユーロ対ドル1.10の滞空時間短く反落

フランス大統領選明けのユーロは週明けアジア時間の朝方にはほぼ前週末終値レベルから上昇し対ドルで1.10を超えしばらくもみ合いを続けたものの、東京時間が始まる前には売り優勢となり、1.096を割り込みました。欧州序盤には一時再度1.10に迫る動きもありましたが続かず、その後は1.095を割り込み。結局典型的な「Sell on the fact」 となりました。
週明け20:00までのユーロの高値は1.1023、安値は1.0935.
先週まで長くレジスタンスとなっていた1.0934が一旦はサポートとして働いている状況、そういう意味では引き続きユーロ強含みではあります。

トランプ大統領と正反対で、当選前も当選後も不自然なくらい聞き手の期待通りの発言を返してくるマクロン大統領の与える安心感も、現実との整合性や25%程度の元々の支持率から来る政権運営の不透明感、政治家としての経験の不足を考えると課題は多く、今後どのように手腕を発揮してゆくのか注目されます。
ただ、既にフランス大統領選はルペン氏が落選したことで材料としては消化済みですので、ここから先はユーロ独自の材料に乏しいユーロドルは方向感探り。中長期での期待感は強いものの、むしろ6月利上げの確度が高まる米ドルの動向に左右されそうです。
ユーロ円も朝方124円台後半をつけたものの日中値を下げ一時123円を割り込んで欧州時間は123円台前半の取引です。
選挙明けのユーロ圏株価指数先物は弱含み。

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