ユーロ仏大統領選決選投票、1QGDP等が材料(5/1)

週明けアジア時間のユーロは明日のユーロ圏GDP、週末7日の仏大統領選決選投票等を控えて様子見気分が強く、1.09を挟んでの小動きに終始しています。

ユーロ仏大統領選決選投票、1QGDP等が材料(5/1)

ユーロ仏大統領選決選投票、1QGDP等が材料

先週は週明けに大統領選の結果を受けて窓を開けて上昇して始まった後は、1.850-950のレンジで方向感を無くしており、週末の決選投票までは同様の動きの継続が予想されます。
ただ、今週はドルのサイドにもFOMC、雇用統計と材料が多く、税制改革案の帰趨等の見極めもあり、ドル要因に振らされる局面はありそうです。

週末のフランス大統領選は中道のマクロン氏の優勢が今のところ揺らいでいませんが、一方のルペン氏は終始一貫して現ユーロ体制へは批判的、国内ではフランを復活し、ユーロは国際貿易等の使用に限定する方針を唱えており、万が一のルペン大統領誕生の場合にはユーロ市場の混乱は避けられません。

また、予想通りにマクロン氏が大統領になった場合の反応も読みにくく、極右の後退は既にほぼ織り込んでいるとすれば、ユーロは一時的に上昇しても、1.10を抜けるほどの材料と見られるかはやや疑問。逆に材料出尽くし感からの下落も予想しなければならないでしょう。
ただその場合でも、明らかに政治経済ともに基調は改善しており、窓開け前の高値1.0778あたりがサポートされれば長期的なユーロの回復傾向は維持できそうです。

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