ユーロ圏CPI上昇でユーロ急伸(2017年4月28日)

人によっては長い休日前となる本日の東京市場でユーロは対ドル1.08台後半でユーロ円は120円台後半で小動きに推移しました。

ユーロ圏CPI上昇でユーロ急伸(2017年4月28日)

ユーロ圏CPI上昇でユーロ急伸

人によっては長い休日前となる本日の東京市場でユーロは対ドル1.08台後半でユーロ円は120円台後半で小動きに推移しました。
しかしながら夕刻欧州勢が参入してきたあたりからユーロはじりじりと1.09を目指して上昇をはじめ、18:00に4月のユーロ圏のCPIが発表となり、前年比+1.9%、コア部分でも1.2%と予想の中央値をそれぞれ上回ったことから急伸し、対ドルで1.0947対円では121.95の高値をつけています。

特にコア部分の1.2%は事前予想1.0%を上回るだけでなく2013年以来の高い数値であったことから市場では今回のCPIのデータがECBの今後の緩和政策に与える影響に対する思惑がはたらいてユーロ買いにつながった模様。
ただ、現状はフランス大統領選以降のレンジ内の動きにとどまっており、一昨日の高値1.0951にはわずかに届かず。ピークから売られた分の買い戻しにとどまっています。最近のレンジを上抜けるにはやや力不足の材料と捕らえているようです。

尚、この後米国で21:30より1QのGDPの発表があり、結果が市場に与えるインパクトはそれなりに大きそうですのでその時間帯までは一方向でのユーロ高とはなりにくいものと思われます。GDP事前予想は前期比年率で1.0%です。
仮にGDPの数値が悪く今晩ドル全面売りのような様相となった場合には、ユーロドルは節目となる1.0980レベルを超えて1.10台を目指す動きも予想されます。

序盤の欧州株価指数先物は英国を除きほぼ全面高の様相です。

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