3. 薄商いの中NYダウ小幅安ドル円底堅く（5/2早朝）

薄商いの中NYダウ小幅安ドル円底堅く（5/2早朝）

昨晩はメーデーで欧州の多くの市場が休場となる薄商いの中で金融市場は基本的には動意の薄い展開となりました。

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薄商いの中NYダウ小幅安ドル円底堅く（5/2早朝）

薄商いの中NYダウ小幅安ドル円底堅く

昨晩はメーデーで欧州の多くの市場が休場となる薄商いの中で金融市場は基本的には動意の薄い展開となりました。
米国で発表となった個人消費、ISM製造業指数がいずれも不冴えな結果となる中、NYダウは先週末比27.05ドル安い20,913.46ドルと小幅安。
ドル円は111円台後半での推移、経済指標の不調も6月利上げの妨げとはならないとの見方からドルがやや強含んでいます。

今週は今日明日開催される米FOMC、週末の雇用統計、仏大統領選と後半に材料が多く、様子見気分の強い中、今日のところ取引は低調です。
北朝鮮をめぐる緊張は続いているものの、意図は不明ながらトランプ大統領が金正恩委員長のことを「頭のいいやつだ」と発言したり、実現可能性は今のところ高くないながら金委員長との会談に前向きな意向を示すなど若干のリスク後退の兆候が見られています。
また、フランス大統領選も極右候補阻止の観点から消去法的な得票がマクロン氏に集まる傾向は予想通りで、週末の波乱は見込まれていません。
東京市場も基調は様子見を予想しますが、本邦はゴールデンウィーク前のポジション調整から日本株は伸び悩みそうです。また、ドル円はリスク回避の動きが後退する中で徐々に下値を切り上げる展開となっていますが、この先の節目112円や、現在112円台にある一目均衡表の雲等をこれから連休にかけて上抜けていけるかが注目されます。

本日この後7:50から3月15-16日の日銀決定会合の議事録が公表されます。また、8:20より黒田日銀総裁の講演、10:45中国製造業PMI、12:30に豪州中銀の政策金利発表がそれぞれ予定されています。

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