ドル円小動き終始(2017年3月17日)

各国の金融政策会合等、金融市場にイベントが集中した一日ほどの期間を終えて、

ドル円小動き終始(2017年3月17日)

ドル円小動き終始

各国の金融政策会合等、金融市場にイベントが集中した一日ほどの期間を終えて、結局のところFOMCの金利見通しに反応してドル円が1円ほどレンジを下げた以外はほとんど動きがなく、本日の東京市場もレンジ相場が続きました。ドル円は113円台前半の狭いレンジでの小動きに終始。ただ1円レンジを下げたことにより、チャート上は一目均衡表の雲を下抜け、更にサポートとなっていた基準線、転換線、5日、25日、75日の移動平均線などもいつのまにか頭を抑える位置関係となり、上値の重い展開です。
日経平均株価も前日のNYダウが小幅下落したこともあり、また本邦三連休前で動意薄だったこともあり、いまひとつアク抜け感に乏しく、68円安の19,521円で終了。

市場の焦点は本日からのG20財務省中央銀行総裁会議にシフトしていますが、トランプ新政権の保護主義的な姿勢がどこまで共同声明等を変化させるのかという部分と、G20に前後して行われる予定の日米財務相会談の内容に注目が集まります。

ただ、前日にムニューシン米財務長官が長期的な視点での強いドルを支持する旨の発言をしていることもあり、いずれもあまりクリティカルな内容にはならないのではないかとの期待がベースにあります。

やや気になるところでは銀行間の資金決済機関であるSWIFTが18日以降全北朝鮮の金融機関への銀行間決済の提供を停止すると発表しています。
これにより、北朝鮮は現金以外での海外との資金移動が困難になり貿易の決済等が難しくなると考えられ、反応葉要注意です。

本日の米指標は22:15鉱工業生産、23:00 ミシガン大消費者信頼感指数、景気先行指数の発表、
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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